本日のマザーズ指数は続落となった。
前日の米国市場では、米中協議進展期待の高まりに加えて、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和策の再開を決定したことによる欧州株全面高を受け、米主要3指数は揃って続伸。
為替相場も1ドル=108円台前半と円安基調が継続するなか、朝方のマザーズ市場は底堅いスタートをみせた。
しかしその後は日経平均が節目の22000円を回復する場面のみられるなか、個人投資家による関心も次第に東証1部の主力大型株へと向かう地合いとなった。
そんななか、寄り付き直後にマイナスに転じたマザーズ指数は、国内3連休を控えた持ち高調整の売りも散見されたことから、大引けにかけてじりじりと下げ幅を拡大した。
なお、売買代金は概算で623.60億円。
騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり172銘柄、変わらず7銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、はてな (T:3930)がストップ安比例配分になったほか、GA TECH (T:3491)、エディア (T:3935)、ピーバンドットコム (T:3559)などが大幅安となった。
売買代金上位銘柄では、メルカリ (T:4385)、そーせい (T:4565)、GNI (T:2160)、サンバイオ (T:4592)、アンジェス (T:4563)、UUUM (T:3990)、ミクシィ (T:2121)がさえない。
一方で、バンクオブイノベ (T:4393)が9%高になったほか、HEROZ (T:4382)、sMedio (T:3913)、イノベーション (T:3970)、ALBERT (T:3906)、プロレドパートナーズ (T:7034)は上昇した。