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大幸薬品 Research Memo(2):2020年3月期通期は、3期連続増収増益を予想

発行済 2019-09-27 13:02
更新済 2019-09-27 13:21
© Reuters.  大幸薬品 Research Memo(2):2020年3月期通期は、3期連続増収増益を予想
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■今後の見通し大幸薬品 (T:4574)の2020年3月期通期の業績予想は、売上高で前期比8.1%増の11,260百万円、営業利益で同8.4%増の2,200百万円、経常利益で同3.4%増の1,950百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同0.3%増の1,420百万円と堅調な増収増益を予想する。

医薬品事業の売上高は前期から安定成長を予想する(前期比2.7%増)。

国内医薬品事業では、マーケティング施策を強化し、正露丸商品群全体としての新しいメッセージ「全下痢対応」の更なる浸透を図っている。

他社品のうち正常な腸の動きを止める製品は「ウイルス・菌」による下痢の場合に、腸にウイルス・菌が溜まってしまう可能性があるのに対し、同社の正露丸は正常な腸の動きを止めないため、「ウイルス・菌」による下痢でも服用できることをアピールしている。

海外医薬品事業は、2020年3月期も中国・台湾を中心に成長を予想する。

感染管理事業は、例年並みの季節性インフルエンザの流行を前提にしつつも、感染管理市場の継続的な成長を背景として既存製品の販売増加及び新製品の販売開始の効果を加味し2ケタ成長を見込む(前期比14.4%増)。

クレベ&アンドのブランドでの日常除菌製品分野の展開も開始され、通年需要が期待できる。

2019年7月には中国江蘇総芸グループ(南通総芸社)と衛生管理製品の事業展開のパートナー契約も締結し、感染管理事業の中国市場での本格展開が始まる。

クレベ&アンド及び中国市場展開についての期待は大きく、その動向によっては業績が上振れる可能性がある。

2020年3月期もブランド強化などのマーケティング施策等のために販管費を588百万円増やすが、増収効果及び返品の減少による売上総利益率向上で吸収し増益を見込む。

第1四半期の進捗は売上高、各利益ともに順調だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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