[22日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルド (N:MCD)が22日発表した第3・四半期決算(9月30日まで)は、利益が2年ぶりに市場予想を下回り、株価は寄り付き前の取引で4%値下がりした。
四半期の純利益は16億1000万ドルと、前年同期比2%減少。1株利益は2.11ドルと市場予想の2.21ドルを下回った。
米国内の既存店売上高は4.8%増加したものの、リフィニティブのアナリスト予想である5.17%に届かなかった。一方、全世界の既存店売上高は5.9%拡大し、市場予想を上回った。英国やフランスが好調だった。総売上高は54億3000万ドル。市場予想は54億9000万ドル。
マクドナルドは競合他社との競争に勝ち抜くため、米国内で1万4000店舗を刷新。セルフ注文端末(キオスク)といったデジタル注文サービスの拡充に取り組んでいる。