本日のマザーズ指数は反落となった。
前日の米株式市場では、米中貿易摩擦解消への期待が強まり、NYダウは連日で過去最高値を更新。
為替相場は1ドル＝109円台前半と円安が進むなか、本日のマザーズ市場は朝方に小幅ながら買いが先行。
しかし、寄り付き直後に利食い売りの動きが急速に強まる展開となった。
日経平均の上昇が一服をみせるなか、7日にメルカリ (T:4385)、8日にミクシィ (T:2121)とマザーズ市場における主力級銘柄の決算発表を控え、総じて利益確定売りが優勢であった。
また、前日に急騰したSansan (T:4443)への利食い売りもマザーズ指数の重しになった。
なお、売買代金は概算で624.35億円。
騰落数は、値上がり106銘柄、値下がり184銘柄、変わらず11銘柄であった。
値下がり率上位銘柄では、ログリー (T:6579)が14％安になったほか、アイペット損害保険 (T:7323)やＬｉｂ Ｗｏｒｋ (T:1431)が軟調。
売買代金上位では、セルソース (T:4880)、サンバイオ (T:4592)、そーせい (T:4565)、TKP (T:3479)、手間いらず (T:2477)、Sansanなどが軟調。
一方で、前日に第1四半期営業損益が黒字に転換したことを発表したホープ (T:6195)が一時ストップ高水準まで買い進まれたほか、ジェイック (T:7073)、中村超硬 (T:6166)、メルカリ、アンジェス (T:4563)、オンコリス (T:4588)、GA TECH (T:3491)、ユナイテッド (T:2497)、ナノキャリア (T:4571)は上昇。