大幸薬品 (T:4574)は8日、2020年3月期第2四半期(19年4-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比14.6%増の43.85億円、営業利益が同52.3%増の9.80億円、経常利益が同46.2%増の8.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同43.2%増の6.41億円となった。
医薬品事業の売上高は前年同期比8.2%増の27.05億円、セグメント利益は同2.1%増の10.34億円となった。
国内向けの売上高は、「セイロガン糖衣A」を中心に堅調に推移したこと等により、対前年同期比で増加となった。
また、パッケージリニューアルした「ピシャット下痢止めOD錠」の発売も売上高増加に貢献している。
海外向けの売上高は、香港市場向けを中心に、前年同期を上回って推移した。
感染管理事業の売上高は同27.3%増の16.75億円、セグメント利益は同176.0%増の4.34億円となった。
国内一般用製品の売上高は、前期より開始したマーケティング戦略によるブランド力アップを背景として、「クレベリン 置き型」を中心に堅調に推移し、また、新ブランド「クレベ&アンド」の製品を発売したことにより、対前年同期比で増加となった。
国内業務用製品の売上高は、オフィス向けの需要が好調に推移したこと等により、対前年同期比で増加となった。
海外向けの売上高は、台湾市場向けを中心に堅調に推移し、対前年同期比で増加となった。
2020年3月期通期の連結業績については、売上高は前期比8.1%増の112.60億円、営業利益が同8.4%増の22.00億円、経常利益は同3.4%増の19.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.3%増の14.20億円とする期初計画を据え置いている。