デリカフーズホールディングス (T:3392)は13日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比5.0%増の204.29億円、営業利益が同45.0%増の3.42億円、経常利益が同35.6%増の3.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同58.7%増の2.33億円となった。
営業部門を強化し、メニュー提案・産地提案等の営業活動に注力した。
加えて、物流子会社エフエスロジスティックスの流通インフラ、デリカフーズの埼玉FSセンター・中京FSセンターの青果物の低温貯蔵機能及び最新の生産設備等について顧客から高評価を受けた。
また人手不足の深刻化に伴いカット野菜・真空加熱野菜の需要が増加したこと等により、新規顧客の獲得及び既存取引の深耕が順調に進み、増収となった。
利益については、低温貯蔵機能を活用した戦略的な購買の実施、野菜入荷時の検品や在庫管理の強化等により、増益となった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.9%増の410.00億円、営業利益が同33.4%増の9.15億円、経常利益が同31.4%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.0%増の6.25億円とする期初計画を据え置いている。