29日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり102銘柄、値下がり111銘柄、変わらず12銘柄となった。
日経平均は続落。
31.55円安の23377.59円(出来高概算4億1689万株)で前場の取引を終えた。
前日の米国市場は感謝祭の祝日で休場。
米中貿易協議に関する新しいヘッドラインも見当たらない中、1ドル=109円50銭台後半と円安基調に弱含んだ為替を材料に日経平均は反発して始まった。
ただ、その後再び1ドル=109円台前半に戻したことから下げに転じ、結局、日経平均は前日比マイナスで折り返している。
前日の日経平均は、取引開始直前にトランプ米大統領による「香港人権・民主主義法案」の署名報道が伝わったことで市場センチメントが後退し、5日ぶりに反落した。
上述の法案署名による米国株式市場への影響を見極めたいとの思惑もあり、本日の日経平均はほぼ対ドルでの為替の動きと連動する展開となった。
値下がり寄与トップはリクルートホールディングス (T:6098)、同2位はTDK (T:6762)となり、2銘柄で指数を約12円分押し下げたほか、セコム (T:9735)、バンナムHD (T:7832)、KDDI (T:9433)などがそれに続いた。
リクルート、TDKはともに27日に年初来高値を更新した後の利益確定の動きが継続している。
なお、値上がり寄与上位銘柄には、ファナック (T:6954)、エーザイ (T:4523)、花王 (T:4452)、横河電 (T:6841)などが並んだ。
横河電は、戦略受注の果実が視野として国内大手証券による格上げ観測が伝わっている。
*11:30現在日経平均株価 23377.59(-31.55)値上がり銘柄数 102(寄与度+44.65)値下がり銘柄数 111(寄与度-76.20)変わらず銘柄数 12○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6954) ファナック 20945 120 +4.32 (T:4523) エーザイ 8156 82 +2.95 (T:4452) 花王 8688 75 +2.70 (T:6841) 横河電 2028 69 +2.49 (T:6971) 京セラ 7461 34 +2.45 (T:6857) アドバンテ 5380 30 +2.16 (T:5802) 住友電 1670.5 55.5 +2.00 (T:6367) ダイキン 15865 50 +1.80 (T:6758) ソニー 6936 39 +1.40 (T:4506) 大日住薬 2083 36 +1.30 (T:2801) キッコーマン 5530 30 +1.08 (T:9766) コナミHD 4850 25 +0.90 (T:4151) 協和キリン 2349 22 +0.79 (T:6752) パナソニック 1030 21 +0.76 (T:6952) カシオ 2101 21 +0.76 (T:6645) オムロン 6440 20 +0.72 (T:6301) コマツ 2586 20 +0.72 (T:6724) エプソン 1672 9 +0.65 (T:7267) ホンダ 3088 8 +0.58 (T:7735) スクリン 7630 80 +0.58○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6098) リクルートHD 3958 -65 -7.02 (T:6762) TDK 11560 -130 -4.68 (T:9735) セコム 9321 -129 -4.65 (T:7832) バンナムHD 6664 -120 -4.32 (T:9433) KDDI 3159 -19 -4.11 (T:4543) テルモ 3841 -23 -3.31 (T:7733) オリンパス 1633.5 -21.5 -3.10 (T:8035) 東エレク 22565 -80 -2.88 (T:7951) ヤマハ 6060 -70 -2.52 (T:4063) 信越化 11750 -65 -2.34 (T:1721) コムシスHD 3165 -65 -2.34 (T:4704) トレンド 5930 -60 -2.16 (T:4519) 中外薬 9556 -56 -2.02 (T:7203) トヨタ 7679 -45 -1.62 (T:4568) 第一三共 6902 -43 -1.55 (T:6988) 日東電 6180 -40 -1.44 (T:8028) ファミリーマート 2595 -10 -1.44 (T:4507) 塩野義 6460 -39 -1.40 (T:2413) エムスリー 3005 -15 -1.30 (T:9009) 京成 4520 -50 -0.90