中国新聞社によると、太原衛星打ち上げセンターから先ごろ、「高分(高解像度)12号」衛星を搭載した運搬ロケット「長征4号C」が打ち上げられた。衛星は所定の軌道に入った。打ち上げられたのは高解像度対地観測システムの国家科学技術重大特別プロジェクトが手配したマイクロ波リモートセンシング衛星で、主に国土一斉調査、都市計画、土地の権利確定、道路網の設計、農作物の産出量予測、防災・減災などの分野に使用される。また、中国の「一帯一路」(巨大経済圏構想)建設や国防現代化建設のために情報面の保障を提供するという。