本日のマザーズ指数は反落となった。
米株高の流れからマザーズ指数は買いが先行。
ただ、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要な経済イベントを複数控えていることに加え、年末にかけてはIPOラッシュになることから積極的には動きにくいところでもあり、日経平均と同様に寄り付きが高値に。
その後は前週末終値を挟んでのもみ合い。
マザーズの主力株の値動きが軒並み冴えず、大引けにかけて若干値を戻したものの、後場については基本的にじりじりと下げ幅を広げる展開となった。
なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で789.17億円。
騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり157銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別では、HEROZ (T:4382)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
公募増資の実施なども発表したものの、25日付での市場変更、1対2の株式分割、SMBC日興証券との業務提携契約締結を発表しポジティブ視された。
アクセルマーク (T:3624)は引き続き短期資金の関心が継続。
発表が遅れていた19年9月期の決算発表を9日に行うと公表したMTG (T:7806)は11%高。
集英社と共同で新しい総合電子書店「ゼブラック」のサービスを開始したLink-U (T:4446)も9%高と急伸した。
その他、ホープ (T:6195)、エディア (T:3935)、インパクト (T:6067)、TKP (T:3479)などが買われた。
一方、メルカリ (T:4385)、Sansan (T:4443)、UUUM (T:3990)、ユーザベース (T:3966)などマザーズ時価総額上位の銘柄が売りに押された。
また、そーせい (T:4565)やサンバイオ (T:4592)、アンジェス (T:4563)などバイオ株も弱い。
その他、Amazia (T:4424)、AI CROSS (T:4476)、セルソース (T:4880)などが売られた。