[ニューヨーク 30日 ロイター] - リフィニティブのIBESデータによると、米S&P総合500種 (SPX)採用企業の第4・四半期決算は、前年同期比で0.7%の増益になる見通しだ。
既に発表された193社の決算と、未発表企業に関する予想値に基づいて算出した。
月初時点では0.3%減益の見通しだった。
米主要500社の第3・四半期は小幅な減益で、2016年以降で初めて前年比でマイナスに落ち込んだことから、投資家は第4・四半期決算を注視している。
リフィニティブの株式市場リサーチ担当シニアマネジャー、デービッド・アウレリオ氏は、マイクロソフト (O:MSFT)やアップル (O:INTC)、インテル (O:INTC)などハイテク大手が最近発表した決算が予想を上回ったことから、第4・四半期の全体の利益見通しが押し上げられたと指摘。一方、ボーイング (N:BA)が足を引っ張った、としている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200131T013309+0000