25日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり2銘柄、値下がり223銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅に続落。
700.13円安の22686.61円(出来高概算9億400万株)で前場の取引を終えた。
東京市場が休場だった24日の米国市場では、新型コロナウイルスによる感染被害が新たに韓国やイタリアでも観測され、世界経済減速への懸念から大幅下落となった。
欧州株も含め全面安となり、投資家心理が悪化するなか、NYダウは1000ドルを超す下落となった。
こうした流れを受けて、週明けの日経平均は朝方に一時1000円を超す大幅下落をみせた。
ただ、その後は押し目買いが入る形で、前引けまで徐々に下げ幅を縮めていく展開となり、下げ幅700円程度までに収めた。
リスクオフのムードを受けたドル円も一時は1ドル=110円台までの円高水準に突入したが、前場後半頃には一時1ドル=111円台までに戻し、その後は同水準を挟んだレベルでのもみ合いとなっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)で1銘柄で日経平均を約88円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、東エレク (T:8035)、ファナック (T:6954)、テルモ (T:4543)、リクルートHD (T:6098)、アドバンテス (T:6857)などがつづいた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは洋缶HD (T:5901)で6.07%安、同2位は電通グループ (T:4324)で6.02%安だった。
一方、日経平均構成銘柄のうち値上がりしているのは富士フイルム (T:4901)、7&iHD (T:3382)の2銘柄のみとなっている。
富士フイルムは、同社グループ企業が製造のインフルエンザ治療薬「アビガン」について、新型肺炎患者へ投与を開始したことを厚労相が明らかにしており買い材料視されている。
*11:30現在日経平均株価 22686.61(-700.13)値上がり銘柄数 2(寄与度+11.60)値下がり銘柄数 223(寄与度-711.73)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:4901) 富士フイルム 5719 305 +10.99 (T:3382) 7&iHD 3954 17 +0.61○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 56430 -2430 -87.54 (T:9984) ソフトバンクG 5470 -194 -41.93 (T:8035) 東エレク 24230 -615 -22.15 (T:6954) ファナック 19635 -545 -19.63 (T:4543) テルモ 3642 -133 -19.16 (T:6098) リクルートHD 4324 -164 -17.72 (T:6857) アドバンテ 5330 -230 -16.57 (T:6971) 京セラ 7230 -222 -15.99 (T:8028) ファミマ 2433 -109 -15.71 (T:4503) アステラス薬 1831.5 -84 -15.13 (T:6762) TDK 10910 -400 -14.41 (T:9735) セコム 9107 -395 -14.23 (T:4568) 第一三共 7283 -372 -13.40 (T:6645) オムロン 6330 -330 -11.89 (T:2502) アサヒ 4531 -269 -9.69 (T:4063) 信越化 13505 -250 -9.01 (T:7951) ヤマハ 5490 -250 -9.01 (T:4519) 中外薬 12010 -245 -8.83 (T:7733) オリンパス 2017.5 -58.5 -8.43 (T:4523) エーザイ 8768 -229 -8.25