本日のマザーズ指数は大幅反落となった。
前日の米国株式市場では、米政権が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策に給与税免除などを盛り込むと伝わったことから、米主要3指数は大幅高となった。
この流れや足元の円高進行の一服を背景に本日のマザーズ市場にも朝方こそ買いが先行したが、その後のマザーズ指数はマイナスに転じる展開となった。
トランプ米大統領が経済対策に関連した会見に出席しなかったことが伝わったことで同対策への懐疑的な見方が優勢になったほか、新型コロナの世界的な感染拡大もなお終息が見通せないなか、総じてマザーズ銘柄からの資金の逃げ足は次第に速まる格好に。
なお、売買代金は概算で790.00億円。
騰落数は、値上がり44銘柄、値下がり265銘柄、変わらず7銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、HENNGE (T:4475)がストップ安水準まで売り込まれたほか、バリュエンス (T:9270)やアクリート (T:4395)がともに16%安になった。
売買代金上位銘柄では、アンジェス (T:4563)、メルカリ (T:4385)、Amazia (T:4424)、GNI (T:2160)、メドレー (T:4480)、そーせい (T:4565)、JTOWER (T:4485)、Aiming (T:3911)、イグニス (T:3689)が下落。
一方で、前日にマザーズ市場に上場したビザスク (T:4490)が本日はストップ高水準まで買い進まれたほか、AIinside (T:4488)やマクアケ (T:4479)も上昇した。