本日のマザーズ指数は大幅続落となった。
前日の米国株式市場で、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスを「パンデミック」に認定すると発表したことで株式が大幅安になったことを受け、本日のマザーズ市場にも朝方から売りが先行した。
朝方の売り一巡後に買い戻しの動きからマザーズ指数が一時プラスに転じる場面もあったが、新型肺炎の感染拡大への懸念が根強いなか、トランプ米大統領が欧州からの入国を30日間全面停止すると発表したことなども嫌気され、個人投資家による資金の逃げ足は速まった。
とりわけ、時価総額上位銘柄や直近IPO銘柄の下げが目立った。
なお、売買代金は概算で921.60億円。
騰落数は、値上がり32銘柄、値下がり281銘柄、変わらず3銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、21年1月期の営業損益予想を3.67億円の赤字と発表したハウテレビジョン (T:7064)がストップ安水準まで売り込まれたほか、ビザスク (T:4490)やトビラシステムズ (T:4441)なども大幅安に。
売買代金上位銘柄では、メルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、Amazia (T:4424)、そーせいグループ (T:4565)、GNI (T:2160)、ミクシィ (T:2121)、メドレー (T:4480)、PSS (T:7707)、HENNGE (T:4475)、サンバイオ (T:4592)が下落。