本日のマザーズ指数は大幅続伸となった。
23日の米国市場で主要3指数が揃って大幅続落となったものの、この下げは前日の東京市場で既に織り込まれていたとみられる。
東京市場朝方にかけて、米連邦準備制度理事会(FRB)による資産買い入れ対象や規模拡大を評価する向きが次第に優勢となり、マザーズ市場にも朝方から買いが先行した。
この流れから、マザーズ先物に対しても短期筋によるショートカバーが活発化するなか、マザーズ銘柄にも総じて買い戻しの動きが目立った。
とりわけ、足元でファンドなどの大口売りなどから資金流出の目立っていた時価総額上位銘柄が中心に大きく上昇する展開となった。
なお、売買代金は概算で745.40億円。
騰落数は、値上がり298銘柄、値下がり20銘柄、変わらず2銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、TKP (T:3479)がストップ高となったほか、パートナーエージェント (T:6181)やアプリックス (T:3727)が揃って27%高に。
売買代金上位銘柄では、アンジェス (T:4563)がストップ高になったほか、メルカリ (T:4385)、ミクシィ (T:2121)、関通 (T:9326)、GNI (T:2160)、Amazia (T:4424)、そーせい (T:4565)、JTOWER (T:4485)、サーバーワークス、メドレー (T:4480)、サンバイオ (T:4592)、イグニス (T:3689)が上昇。
ミクシィは今期業績予想の上方修正のほか、国内大手証券によるレーティングなどが手がかり材料となったもよう。