[ワシントン 23日 ロイター] - 米財務省は23日、新型コロナウイルス経済対策の一環である中小企業支援制度(給与保障プログラム、PPP)について、大企業への適用は難しいという認識を示した。
財務省は「市場価値が大きく、資本市場の利用が可能な企業は、制度の利用を認めづらい」とした。
ムニューシン長官は22日、一部の大企業が融資申請の要件を満たしているか「疑問が残る」とした上で、申請後に要件を満たしていることを証明できなければ「資金を即時返還する必要がある」と警告した。ハンバーガーチェーンのシェイクシャック (N:SHAK)は20日、1000万ドルの融資を全額返還した。