本日のマザーズ市場では、日経平均が利益確定売り優勢で反落するなかでも、バイオ関連株やIT・インターネット関連株の循環物色が続いた。
マザーズ指数は朝方上げ幅を広げると、その後利益確定の売りも出て、高値圏でもみ合う展開となった。
なお、マザーズ指数は続伸、2%超の上昇で取引を終えた。
売買代金は概算で2748.41億円と5月26日以来の大きさ。
騰落数は、値上がり209銘柄、値下がり99銘柄、変わらず13銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やアンジェス (T:4563)が上昇。
アンジェスは新型コロナウイルスワクチンの治験を今月30日から始めると伝わった。
東証1部への市場変更を発表したミクシィ (T:2121)は10%超の上昇。
売買代金上位ではほかにオンコリス (T:4588)やJTOWER (T:4485)の上げが目立った。
また、新サービス開始が材料視されたアジャイル (T:6573)に加え、ITbookHD (T:1447)やジェネパ (T:3195)がストップ高水準で取引を終えた。
一方、時価総額上位ではフリー (T:4478)や弁護士コム (T:6027)が小安く、売買代金上位ではナノキャリア (T:4571)などが軟調。
F−ブレイン (T:3927)はCTC (T:4739)との提携を発表し高く始まったが、その後利益確定売りがかさみ下落率トップとなった。