13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり219銘柄、値下がり6銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅反発。
10日の米国市場でNYダウは反発し、369ドル高となった。
ギリアド・サイエンシズなどが研究開発を進める新型コロナウイルス治療薬やワクチンへの期待が高まった。
週明けの日経平均もこうした流れを引き継いで301円高からスタート。
上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ売りが一巡したとの見方が安心感を誘ったほか、中国を中心としたアジア株の堅調推移も追い風となり、寄り付き後の日経平均は上げ幅を広げ、この日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前週末比493.93円高の22784.74円となった。
終値としては6月10日以来、およそ1カ月ぶりの高値水準となる。
東証1部の売買高は12億1591万株、売買代金は2兆1386億円だった。
業種別では、全33業種がプラスとなり、鉱業、鉄鋼、空運業、輸送用機器、非鉄金属が上昇率上位だった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の94%、対して値下がり銘柄は6%となった。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)、同2位はファナック (T:6954)となり、2銘柄で日経平均を約80円押し上げた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはマツダ (T:7261)で8.76%高、同2位はアルプスアルパイン (T:6770)で7.84%高だった。
マツダ以外の自動車株については、トヨタ (T:7203)も2.95%高と堅調、車載電池世界大手の中国CATLと資本提携したホンダ (T:7267)は5.94%高となった。
一方、値下がり寄与トップは東エレク (T:8035)、同2位はエーザイ (T:4523)となり、2銘柄で日経平均を約15円押し下げた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップも東エレクで1.15%安、同2位もエーザイで0.96%安だった。
レーザーテック (T:6920)などは小幅にプラス圏となったが、全面高の中では相対的にハイテク株が弱かった。
*15:00現在日経平均株価 22784.74(+493.93)値上がり銘柄数 219(寄与度+510.46)値下がり銘柄数 6(寄与度-16.53)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 6532 265 +57.28 (T:6954) ファナック 20365 640 +23.05 (T:6098) リクルートHD 3726 156 +16.86 (T:4063) 信越化 12820 410 +14.77 (T:6971) 京セラ 5837 200 +14.41 (T:6762) TDK 10860 380 +13.69 (T:9983) ファーストリテ 60640 360 +12.97 (T:6367) ダイキン 18770 355 +12.79 (T:6758) ソニー 8100 320 +11.53 (T:7267) ホンダ 2793 156.5 +11.28 (T:9433) KDDI 3310 45 +9.73 (T:7733) オリンパス 2038 60 +8.65 (T:2413) エムスリー 4985 90 +7.78 (T:7269) スズキ 3853 201 +7.24 (T:6902) デンソー 4268 197 +7.10 (T:7203) トヨタ 6762 194 +6.99 (T:9613) NTTデータ 1224 33 +5.94 (T:3382) 7&iHD 3467 163 +5.87 (T:6976) 太陽誘電 3470 160 +5.76 (T:7751) キヤノン 2110.5 103.5 +5.59○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:8035) 東エレク 29270 -340 -12.25 (T:4523) エーザイ 8639 -84 -3.03 (T:6506) 安川電 4095 -15 -0.54 (T:6952) カシオ 1846 -13 -0.47 (T:4751) サイバー 5960 -20 -0.14 (T:4901) 富士フイルム 4636 -3 -0.11