日経平均は7日ぶり大幅反発。
7月31日の米国市場でNYダウは反発し、114ドル高となった。
市場予想を上回る決算となったアップルが10%超上昇した。
週明けの日経平均も米株高を手掛かりとして反発し、237円高からスタート。
前週末までの6日続落で1200円近く下落していただけに、寄り付き後も断続的に買い戻しが入り上げ幅を広げる展開となった。
後場に入るとレバレッジ型上場投資信託(ETF)の先物買い観測も加わり、22214.59円(前週末比504.59円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前週末比485.38円高の22195.38円となった。
東証1部の売買高は13億2265万株、売買代金は2兆3748億円だった。
業種別では、海運業、水産・農林業、情報・通信業が上昇率上位で、その他も全般堅調。
下落したのは空運業のみだった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は18%となった。
個別では、ソフトバンクG (T:9984)が売買代金トップで5%の上昇。
傘下の英アーム売却で米エヌビディアと交渉に入ったと報じられている。
JT (T:2914)はたばこ値上げを受けて7%超の上昇。
ZHD (T:4689)、SGHD (T:9143)など決算が好感されてストップ高を付ける銘柄も多かった。
その他ではソニー (T:6758)、ファーストリテ (T:9983)、任天堂 (T:7974)などが堅調で、ZOZO (T:3092)は大幅続伸した。
一方、アドバンテス (T:6857)やコマツ (T:6301)は戻りが鈍く続落。
米コンビニエンスストア買収を発表した7&iHD (T:3382)は買収額の大きさから5%近く下落した。
キーエンス (T:6861)やNEC (T:6701)は決算を嫌気した売りが出て、カシオ (T:6952)やライオン (T:4912)は急落。