[ロンドン 4日 ロイター] - 欧州経済は数カ月にわたるロックダウン(都市封鎖)から再開しつつあるが、企業の第2・四半期と第3・四半期の利益見通しが悪化していることがリフィニティブのデータで分かった。
STOXX欧州600種 (STOXX)構成銘柄の第2・四半期の利益見通しは67.5%減と、1週間前の58.3%減から悪化。金融、エネルギー、景気連動型消費財セクターが最も大きな減益となる見込み。
スペインの金融大手サンタンデール (MC:SAN)が29日発表した第2・四半期決算は、純損失が過去最大の111億ユーロ(130億ドル)となり、今週の利益見通しの大幅な悪化につながったという。
第3・四半期(7─9月期)の利益見通しも37%減。1週間前は36.2%減だった。