本日のマザーズ市場では、買い優勢の展開となった。
前日の米国市場でハイテク株が強い値動きを見せ、本日の東京市場でもこうした流れを引き継いでグロース(成長)株に買いが入った。
マザーズ指数は先週来大きく上昇しており、高値警戒感から売りも出たが、直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心に回転売買が続いた。
なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で2839.37億円。
騰落数は、値上がり238銘柄、値下がり83銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、時価総額上位のラクス (T:3923)や弁護士コム (T:6027)が上昇。
直近IPO銘柄のティアンドエス (T:4055)は売買代金トップで続伸し、今月7日の上場以来負けなしが続いている。
その他の直近IPO銘柄ではモダリス (T:4883)なども買われ、サンアスタリスク (T:4053)はストップ高。
ニューラル (T:4056)は連日で買い気配のまま取引時間中に売買成立しなかった。
一方、時価総額上位ではメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、売買代金上位ではBASE (T:4477)が下落。
また、霞ヶ関キャピタル (T:3498)などが下落率上位に顔を出した。
なお、インタファクトリ (T:4057)は上場2日目の本日も買い気配のまま初値が付かなかった。