[パリ 3日 ロイター] - 世界三大映画祭の1つ、フランスのカンヌ国際映画祭(7月6日開幕)の出品作が3日、発表された。コンペティション部門には、日本から濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が入った。
このほか、ショーン・ペン監督の「Flag Day(原題)」やウェス・アンダーソン監督「The French Dispatch(同)」などが出品され、最高賞「パルムドール」を争う。
主催者は、フランスで新型コロナウイルスの制限措置が一部解除されたことを受け、審査と並行して行われるディナーやビーチでの上映会を開催できると確信していると語った。
カンヌ映画祭は例年5月に開催されているが、昨年は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の影響で中止となり、今年は7月に延期された。今年のコンペティション部門には、登場人物がマスクを着用するなどコロナ時代を描いた作品もあるという。
映画祭は、アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールが主演するレオス・カラックス監督のミュージカル「Annette(原題)」で幕を開ける。