キーバンク・キャピタル・マーケッツは2日、メタ・プラットフォームズ（META）のポジティブな評価（「オーバーウエート」レーティング）を再確認する一方、目標株価と2024年と2025年の予想1株当たり利益（EPS）を引き上げた。
12ヶ月の目標株価は475ドルから540ドルに引き上げられ、直近の終値から約8％の上昇を見込んでいる。金融機関は2024年と2025年のEPS予想をそれぞれ5％と6％引き上げ、2026年の売上高とEPSの当初予想を発表した。
これらの調整は、KeyBancのアナリストが今四半期にメタ社のプラットフォームにおける広告費用が大幅に上昇したと指摘したことに基づく。
5月まで、グプタ・メディアの広告費は前年同期比で約8ポイント上昇しており、これは公表されている業績と一致している。さらに、6月中旬までの日々のコスト動向は、10ポイント以上のさらなる上昇を示しており、メタ社の広告が強力な投資収益率（ROI）を生み出し、同社の人工知能（AI）の進歩によって広告主が利益を得ているとの見方を裏付けている。
「その結果、メタ社は業績予想の上限を達成する見込みであるとの確信を深めた」とアナリストはレポートで述べている。
キーバンクの修正予想には、2024年と2025年の売上高予想をそれぞれ2％増の1609億ドルと3％増の1812億ドルに引き上げることが含まれている。これらの予測は、対応する各年度の他のアナリストの予測の平均より約1％高い。
2024年と2025年の新しいEPS予想はそれぞれ21.40ドルと24.57ドルで、他のアナリストの予想平均を5％以上上回る。
2026年については、前年比約11％の増収と安定した営業利益率に基づき、売上高は2,017億ドル、EPSは27.60ドルになると予想している。
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