エクソンモービル（XOM）は金曜日、アナリストの予測を上回る第2四半期決算を発表し、午前中の取引で株価が2.17％上昇した。
この石油・天然ガス会社の調整後利益は1株当たり2.14ドルで、アナリストの平均予想2.03ドルを上回った。売上高は930億6000万ドルで、予想の904億6000万ドルを上回った。
エクソンモービルの第2四半期の収益は92億ドルで、この期間の業績としては過去10年間で2番目に好調であった。これは主に、パーミアン盆地とガイアナにおける事業が過去最高の生産高を記録したことに加え、最近完了したパイオニア・ナチュラル・リソーシズの買収による財務的恩恵によるものである。
エクソンモービルのダレン・ウッズ会長兼最高経営責任者（CEO）は、「エクソンモービルの安定した収益性を継続的に強化する中で、第2四半期としては過去10年間で2番目の好業績を達成しました」と述べた。
上流部門においては、総生産量が第1四半期比で15%増加し、石油換算で日量574,000バレルとなりました。パイオニアの買収は、他の類似案件よりも5ヶ月早く完了したため、買収完了後2ヶ月間で5億ドルの増益となった。
2024年上半期を通じて、エクソンモービルは252億ドルの営業キャッシュフローと150億ドルのフリーキャッシュフローを生み出した。同社は2024年に190億ドル以上の自社株買いを行う予定であり、株主への利益還元を継続している。
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