ディスカウント・デパートを運営するTJXコス（TJX）社は、アナリスト予想を上回る第2四半期決算を発表し、2025会計年度の業績予想を上方修正した。
TJXの第2四半期決算は1株当たり0.96ドルで、アナリスト予想平均の0.92ドルを上回った。同社の売上高は134億7000万ドルに達し、予想の133億1000万ドルを上回った。
既存店売上高（1年以上開店している店舗の売上高を測定）は4％増加した。この伸びは前年同期の6％増と比較し、予想の2.73％増を上回る。
当四半期のTJXの税引前利益率は10.9％で、前年同期より0.5ポイント改善した。
将来を見据えて、TJXは税引前利益率と一株当たり利益の財務予測を引き上げている。
2025年度第3四半期の連結既存店売上高は2％から3％の伸びを見込んでいる。また、税引前利益率は11.8％から11.9％、一株当たり利益は1.06ドルから1.08ドルの範囲になると予想している。
2025年度通期では、TJXの連結既存店売上高はおよそ3％の伸びを見込んでいる。また、税引前利益率の予想を約11.2%に引き上げ、一株当たり利益は4.09ドルから4.13ドルになると予測している。
「第3四半期は好調なスタートを切りました。
「第3四半期は好調なスタートを切ることができました。今後、全地域でさらなる市場シェアを獲得し、国際的な事業拡大を継続できる見通しです。TJXの収益性を高めながら、世界中のより多くのお客様に優れた価値を提供することを目指します」とハーマンは付け加えた。
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