ノードストローム・ファミリーは、ノードストローム（JWN）百貨店の全株式を1株あたり現金23ドルで買収することを提案した。
一族は専門委員会に、JWNの全普通株に対する提案を詳細に記した、最終的ではない最初の提案書を提出した。
JWN株は水曜日の市場開始前の取引で1.5％下落した。
プレスリリースによると、この提案を行うノードストローム・ファミリーは、財務コンサルタントとしてMoelis & Company LLCを、法律コンサルタントとしてWilmer Cutler Pickering Hale and Dorr LLPを起用している。
Nordstrom社は、会社や株主がこの買収提案を承認する確実性はなく、取引が成立するかどうかも定かではないとしている。
ロイターは今年初め、ノードストローム一族が百貨店の非公開会社化を再考しており、可能性のあるオファーを検討する専門委員会を設置したと報じた。
エリック・ノードストローム最高経営責任者（CEO）とピート・ノードストローム社長は、123年の歴史を持つ小売企業の非公開化を検討する意向を取締役会に通知した。そのため、取締役会は独立取締役のみで構成される委員会を設置し、ノードストローム兄弟の提案やその他のオファーを評価することになった。
ノードストロームは、取締役会は株主の価値を高めることに専念しており、委員会はいかなる提案も会社とその利害関係者の最善の利益に合致するかどうかを判断すると強調している。
この買収の可能性は、百貨店が苦境に立たされている時期に起こっている。
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