Upstream Bio（UPB）が新規株式公開（IPO）を申請しました。
同社は自社について次のように説明しています：「当社は、炎症性疾患の治療法を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業で、当初は重度の呼吸器疾患に焦点を当てています。当社は、胸腺間質リンパ球ポエチン（TSLP）の受容体を標的とする唯一の既知の拮抗薬であるverekitugを開発しています。TSLPは、さまざまな免疫介在性疾患に影響を与える複数のシグナル伝達経路の上流に位置する、臨床的に検証された炎症反応のドライバーであるサイトカインです。これまでの前臨床および臨床データは、verekitugがTSLP受容体を非常に強力に阻害することを示しており、これは差別化された製品プロファイルに繋がると考えています。具体的には、臨床結果の改善、投与間隔の大幅な延長、幅広い患者層への治療の可能性が含まれます。当社は、この高効能のモノクローナル抗体を重症喘息と鼻ポリープを伴う慢性鼻副鼻腔炎（CRSwNP）の治療のための別々のフェーズ2試験に進め、慢性閉塞性肺疾患（COPD）での開発を開始する計画です。当社の経験豊富なチームは、verekitugのユニークな特性を最大限に活用し、現在の標準治療では十分にケアされていない患者さんの大きなニーズに応えることに尽力しています。」
J.P. Morgan、TD Cowen、Piper Sandler、William Blairが引受人を務めます。
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