[東京 16日 ロイター] - 12月第2週(12月6日─12月10日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、2400億円の買い越し(前週は8265億円の売り越し)となった。買い越しは4週ぶり。個人は1285億円の売り越し(同1267億円の買い越し)、信託銀行は1997億円の売り越し(同2957億円の買い越し)だった。
東京証券取引所がまとめた同期間の2市場投資部門別売買状況によると、現物株は海外投資家が2733億円の売り越し(前週は1201億円の売り越し)となった。売り越しは5週連続。個人は976億円の売り越しで4週ぶりの売り越し。信託銀行は8週連続で買い越した。
大阪取引所が同日公表した同期間の先物・オプションの投資部門別取引状況では、指数先物(日経平均先物・TOPIX先物のラージ・ミニ、JPX日経400先物、マザーズ指数先物の合計)で海外投資家は5134億円の買い越しだった。
<海外投資家の売買推移(億円)>
現物 先物 合計
2021年10月第1週 4,653 -4,511 141
2021年10月第2週 4,788 -1,421 3,367
2021年10月第3週 -1,089 2,541 1,452
2021年10月第4週 -1,414 494 -920
2021年11月第1週 1,453 -1,032 421
2021年11月第2週 -372 3,148 2,776
2021年11月第3週 -1,475 29 -1,445
2021年11月第4週 -2,483 -4,047 -6,530
2021年12月第1週 -1,201 -7,064 -8,265
2021年12月第2週 -2,733 5,134 2,400