[東京 11日 ロイター] -
日経平均 .N225
前場終値 15864.44 +75.66
寄り付き 15880.91
安値/高値 15854.3─15905.03
東証出来高(万株) 112919
東証売買代金(億円) 10673.05
前場の東京株式市場で日経平均は4日続伸となった。ドル/円 JPY=EBS が106円後半
と円安基調を継続していることに加え、米国の景気回復期待なども支援材料に、朝方から
主力輸出株に買いが集まり、一時7カ月半ぶりに1万5900円を回復した。またTOP
IXは年初来高値を更新し、2008年7月以来、約6年ぶりの水準まで上昇した。
前日の米国株市場は、新型スマートフォンの発売発表後、利益確定売りで下落した米
アップル AAPL.O に買い戻しが入ったことが相場を押し上げ、主要3指数が反発。こうし
た中で、早期利上げ観測の高まりから米長期金利が上昇したことを背景に、円相場はドル
106円後半と円安基調を堅持した。
これらを意識し、東京市場は寄り付きから主力輸出株が買われる展開となった。日経
平均は前日比で一時116円高となり、取引時間中としては1月23日以来となる1万5
900円の水準に回復。ただその後は利益確定売りに押さる形となり、上げ幅を縮小した
。
市場からは「一段の円安が強い追い風となっている。ただ足元では急ピッチな円安・
株高に対する警戒感がある。安倍首相と日銀の黒田総裁の会談が予定され、翌日にはSQ
(特別清算指数)算出を控えていることもあり、上値を追いにくい」(岩井コスモ証券・
投資調査部副部長の有沢正一氏)との声が上がった。
もっとも米株高、ドル高を受け「市場は米景気拡大を本格的に織り込み始めている可
能性がある。日本の輸出企業には業績上振れ期待も高まる」(大手証券)との見方も広が
り、相場を下支えした。
セクター別では保険 .IINSU.T 、電気・ガス .IEPNG.T などの上昇が目立つ一方、建
設 .ICNST.T 、空運 .IAIRL.T は下落した。
個別銘柄では沖電気工業 6703.T が続伸。10日に2014年4─9月期連結業績予
想を上方修正したと発表したことが好感された。1対2の株式分割を実施すると発表した
ベリサーブ 3724.T は大幅高となり、8月25日に付けた年初来高値2104円を更新し
た。半面、ドクターシーラボ 4924.T は反落。14年7月期連結決算が減益となったこと
が嫌気された。
東証1部の騰落数は、値上がり821銘柄に対し、値下がりが810銘柄、変わらず
が192銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ
株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T
東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T
東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T
東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T
東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T
ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T
ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T
ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T
ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225
TOPIX(東証株価指数) .TOPX
TOPIX CORE30 .TOPXC
JPX日経インデックス400 .JPXNK400
日経ジャスダック平均株価 .NOTC
東証マザーズ指数 .MTHR
日経225先物 0#JNI:
SGX日経225先物 0#SSI:
TOPIX先物 0#JTI:
日経225オプション 0#JNI*.OS
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東証売買代金(億円) 10673.05
前場の東京株式市場で日経平均は4日続伸となった。ドル/円 JPY=EBS が106円後半
と円安基調を継続していることに加え、米国の景気回復期待なども支援材料に、朝方から
主力輸出株に買いが集まり、一時7カ月半ぶりに1万5900円を回復した。またTOP
IXは年初来高値を更新し、2008年7月以来、約6年ぶりの水準まで上昇した。
前日の米国株市場は、新型スマートフォンの発売発表後、利益確定売りで下落した米
アップル AAPL.O に買い戻しが入ったことが相場を押し上げ、主要3指数が反発。こうし
た中で、早期利上げ観測の高まりから米長期金利が上昇したことを背景に、円相場はドル
106円後半と円安基調を堅持した。
これらを意識し、東京市場は寄り付きから主力輸出株が買われる展開となった。日経
平均は前日比で一時116円高となり、取引時間中としては1月23日以来となる1万5
900円の水準に回復。ただその後は利益確定売りに押さる形となり、上げ幅を縮小した
。
市場からは「一段の円安が強い追い風となっている。ただ足元では急ピッチな円安・
株高に対する警戒感がある。安倍首相と日銀の黒田総裁の会談が予定され、翌日にはSQ
(特別清算指数)算出を控えていることもあり、上値を追いにくい」(岩井コスモ証券・
投資調査部副部長の有沢正一氏)との声が上がった。
もっとも米株高、ドル高を受け「市場は米景気拡大を本格的に織り込み始めている可
能性がある。日本の輸出企業には業績上振れ期待も高まる」(大手証券)との見方も広が
り、相場を下支えした。
セクター別では保険 .IINSU.T 、電気・ガス .IEPNG.T などの上昇が目立つ一方、建
設 .ICNST.T 、空運 .IAIRL.T は下落した。
個別銘柄では沖電気工業 6703.T が続伸。10日に2014年4─9月期連結業績予
想を上方修正したと発表したことが好感された。1対2の株式分割を実施すると発表した
ベリサーブ 3724.T は大幅高となり、8月25日に付けた年初来高値2104円を更新し
た。半面、ドクターシーラボ 4924.T は反落。14年7月期連結決算が減益となったこと
が嫌気された。
東証1部の騰落数は、値上がり821銘柄に対し、値下がりが810銘柄、変わらず
が192銘柄だった。
(長田善行)
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yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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