[東京 16日 ロイター] -
日経平均 .N225
終値 15911.53 -36.76
寄り付き 15896.06
安値/高値 15871.12─15938.31
TOPIX .TOPX
終値 1310.86 -2.86
寄り付き 1311.56
安値/高値 1308.14─1312.82
東証出来高(万株) 186623
東証売買代金(億円) 20317.22
東京株式市場で日経平均は6日ぶりに小反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)な
ど重要イベントを控え、様子見姿勢が強まる中で、円安の進行が一服。前週末までの連騰
に対する警戒感も加わり、主力株の一角が利益確定売りに押される展開となった。一方、
中小型株の物色展開は強まり、東証2部総合 .TSI2 は3日続伸となった。
今週は16─17日にFOMC、18日にスコットランド独立をめぐる住民投票が予
定されるなど海外での重要イベントを控える中、きょうの東京市場は様子見ムードが漂う
相場となった。もっとも日経平均は先週末で5連騰となっており、短期的な過熱感への意
識も利益確定売りを誘った。
取引時間中にドル/円 JPY=EBS が一時107円を割れたことも相場の重しとなった
が、その後ドルが107円前半に戻す動きを見せると、日経平均の下げ幅は縮小した。市
場からは「主力株の上値が重い展開となる一方で、一部の中小型株へ資金がシフトしてい
る」(高木証券・投資情報部長の勇崎聡氏)といった声も出た。東証2部総合は9月2日
以降、横ばい圏内で推移してきたが、ここに来て同日の年初来高値を試す値動きを見せた
。
後場の寄り付き直前には、関東地方で最大震度5弱の強い地震が発生。これを受け日
経平均は日中安値を付けたものの、その後持ち直し、指数への影響は限定的なものとなっ
た。セクター別では情報通信 .ICOMS.T の上昇が目立つ一方、保険 .IINSU.T 、不動産<.
IRLTY.T>などが下落した。
個別銘柄ではiPS(人工多能性幹細胞)関連株が堅調。iPSを使った患者への移
植手術が行われたことを受け、新日本科学 2395.T が一時ストップ高まで買われた。
また、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング IPO-BABA.N が週
内に予定している新規株式公開(IPO)価格の仮条件を引き上げたことを受け、筆頭株
主であるソフトバンク 9984.T が含み益拡大期待から続伸。日経平均を約34円押し上げ
る要因となった。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306.T 、三井住友フィナンシャルグル
ープ 8316.T 、みずほフィナンシャルグループ 8411.T のメガバンク3行が軟調。14日
付の日本経済新聞朝刊は20カ国・地域(G20)が巨大銀行の貸し出しなど資産に対す
る自己資本の最低比率を現行の2倍近い16―20%に引き上げると報じ、将来的な増資
などを懸念した売りが出た。
東証1部騰落数は、値上がり878銘柄に対し、値下がりが802銘柄、変わらずが
148銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ
株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T
東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T
東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T
東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T
東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T
ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T
ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T
ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T
ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225
TOPIX(東証株価指数) .TOPX
TOPIX CORE30 .TOPXC
JPX日経インデックス400 .JPXNK400
日経ジャスダック平均株価 .NOTC
東証マザーズ指数 .MTHR
日経225先物 0#JNI:
SGX日経225先物 0#SSI:
TOPIX先物 0#JTI:
日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))
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東証売買代金(億円) 20317.22
東京株式市場で日経平均は6日ぶりに小反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)な
ど重要イベントを控え、様子見姿勢が強まる中で、円安の進行が一服。前週末までの連騰
に対する警戒感も加わり、主力株の一角が利益確定売りに押される展開となった。一方、
中小型株の物色展開は強まり、東証2部総合 .TSI2 は3日続伸となった。
今週は16─17日にFOMC、18日にスコットランド独立をめぐる住民投票が予
定されるなど海外での重要イベントを控える中、きょうの東京市場は様子見ムードが漂う
相場となった。もっとも日経平均は先週末で5連騰となっており、短期的な過熱感への意
識も利益確定売りを誘った。
取引時間中にドル/円 JPY=EBS が一時107円を割れたことも相場の重しとなった
が、その後ドルが107円前半に戻す動きを見せると、日経平均の下げ幅は縮小した。市
場からは「主力株の上値が重い展開となる一方で、一部の中小型株へ資金がシフトしてい
る」(高木証券・投資情報部長の勇崎聡氏)といった声も出た。東証2部総合は9月2日
以降、横ばい圏内で推移してきたが、ここに来て同日の年初来高値を試す値動きを見せた
。
後場の寄り付き直前には、関東地方で最大震度5弱の強い地震が発生。これを受け日
経平均は日中安値を付けたものの、その後持ち直し、指数への影響は限定的なものとなっ
た。セクター別では情報通信 .ICOMS.T の上昇が目立つ一方、保険 .IINSU.T 、不動産<.
IRLTY.T>などが下落した。
個別銘柄ではiPS(人工多能性幹細胞)関連株が堅調。iPSを使った患者への移
植手術が行われたことを受け、新日本科学 2395.T が一時ストップ高まで買われた。
また、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング IPO-BABA.N が週
内に予定している新規株式公開(IPO)価格の仮条件を引き上げたことを受け、筆頭株
主であるソフトバンク 9984.T が含み益拡大期待から続伸。日経平均を約34円押し上げ
る要因となった。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306.T 、三井住友フィナンシャルグル
ープ 8316.T 、みずほフィナンシャルグループ 8411.T のメガバンク3行が軟調。14日
付の日本経済新聞朝刊は20カ国・地域(G20)が巨大銀行の貸し出しなど資産に対す
る自己資本の最低比率を現行の2倍近い16―20%に引き上げると報じ、将来的な増資
などを懸念した売りが出た。
東証1部騰落数は、値上がり878銘柄に対し、値下がりが802銘柄、変わらずが
148銘柄だった。
(長田善行)
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