[東京 29日 ロイター] -
日経平均 .N225
前場終値 16299.94 +70.08
寄り付き 16339.03
安値/高値 16280.98─16344.32
東証出来高(万株) 95643
東証売買代金(億円) 8563.09
前場の東京株式市場で日経平均は反発。前週末の米国株高に加え、外為市場での円安
基調が好感され電機、自動車などの輸出株に買いが先行した。上げ幅は一時100円を超
え1万6300円台を回復したが、25日に付けた取引時間中の年初来高値1万6374
円14銭に届かず上値の重さが意識され、買い一巡後は伸び悩む展開だった。
前週末発表の4―6月期の米GDP確報値が上方修正されたことで、米景気回復の勢
いが増しているとの見方も広がり、輸出株の追い風になった。ただ、今週は10月1日に
9月日銀短観、2日にECB理事会とドラギ総裁会見、3日に9月米雇用統計と重要イベ
ントが続く。日米とも株価のボラティリティが高まりつつあり、高値圏では利益確定売り
が出た。市場では「足元の上昇ピッチの速さに警戒感があるものの、企業業績の上方修正
や政策への期待などで売り込みにくい環境だ。相場が安定していれば、先行きは欧州、新
興国などから相対的に優位な日本株への資金シフトも見込める」(内藤証券投資情報本部
部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、いすゞ自動車 7202.T が年初来高値を更新した。同社は26日、米ゼ
ネラル・モーターズ(GM) GM.N とピックアップトラックの共同開発を行うことで正式
合意したと発表。コスト低減などに期待する買いが入った。半面、ソフトバンク 9984.T
は軟調。米映画製作大手ドリームワークス・アニメーションSKG(DWA) DWA.O と
買収交渉を進めていることが明らかとなり、朝方は高く始まったが、買収効果が判断しづ
らく、きょうの株式市場では消化難となった。
東証1部の騰落数は、値上がり1003銘柄に対し、値下がりが640銘柄、変わら
ずが176銘柄だった。
(河口浩一)
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