(内容を追加します) [ニューヨーク 2日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 16801.05(‐3.66) 前営業日終値 16804.71(‐238.19)
ナスダック総合 .IXIC 終値 4430.20(+8.11) 前営業日終値 4422.09(‐71.30)
S&P総合500種 .SPX 終値 1946.17(+0.01) 前営業日終値 1946.16(‐26.13)
2日の米国株式市場はほぼ横ばいで終了。不安定な値動きで一時下げがきつくなる場 面があったが、エネルギー株の反発や小型株などへの押し目買いで引けにかけて持ち直し た。 小型株は上昇し、ラッセル2000指数 .TOY は1.0%高で引けた。ただ、最高値 からはおよそ9.3%下がっており引き続き調整局面の領域にある。
ダウ工業株30種 .DJI は3.66ドル(0.02%)安の1万6801.05ドル 。 ナスダック総合指数 .IXIC は8.11ポイント(0.18%)高の4430.20 。 S&P総合500種 .SPX は0.01ポイント(0.00%)高の1946.17。
電気自動車のテスラ TSLA.O は4.7%上昇。同社のマスク最高経営責任者(CEO )が新型車を来週発表することを示唆した。 短文投稿サイト運営のツイッター TWTR.N は、JPモルガンによる投資判断引き上げ を好感して3.6%上がった。 オンライン映像配信のネットフリックス NFLX.O は2.5%高。俳優アダム・サンド ラー主演・制作の映画4本を同社のストリーミングサービスで独占配信する契約を結んだ 。 映画館チェーンのリーガル・エンターテインメント RGC.N は1.7%、シネマーク ・ホールディングス CNK.N は1.4%それぞれ下落した。
朝方の米国株は、欧州株の大幅下落が下げ圧力になった。欧州中央銀行(ECB)の ドラギ総裁による会見の追加刺激策に関する発言に一部投資家が失望した。 北海ブレント先物が値下がりし、米国産標準油種WTIも一時、昨年4月以来の90 ドル割れになったため、エネルギー株はほぼ終日軟調で推移したが、終盤になってWTI が切り返すとS&Pエネルギー株指数 .SPNY も値を戻した。 キー・プライベート・バンクのチーフ投資ストラテジスト、ブルース・マケイン氏は 「あと数日様子を見てからでないと、今の状況がこれまでの下げに対して意味のある底と なり得るかどうかはわからない」と述べた。 BATSグローバル・マーケッツのデータによると、すべての米取引所の合算出来高 は約77億株で、9月平均の61億株を上回った。 騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1645で下げ1429(比率は1.1 5対1)、ナスダックが上げ1730で下げ959(1.80対1)だった。