(内容を追加しました) [上海 8日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 前場終値 2370.864 6.994高 974.8億元(上海A株) 寄り付き 2368.576 4.706高 前営業日終値 2363.870 6.159高 1666.2億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 前場終値 23253.35 169.17安 351.2億香港ドル 寄り付き 23221.76 200.76安 前営業日終値 23422.52 107.48高 685.8億香港ドル
休場明けの中国株式市場は上昇して前場の取引を終えた。上海総合指数は1年8カ月 ぶりの高値をつけた。中国人民銀行(中央銀行)が先月末に住宅ローン規制の緩和を発表 したことを受け、不動産デベロッパー株が上昇した。 上海総合指数 .SSEC は6.994ポイント(0.30%)高の2370.864。 2013年2月以来の高値となった。 大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 .CSI300 は12.413ポイン ト(0.51%)高の2463.401。
香港株式市場は反落して前引け。軟調な海外市場の動きに連れ安となった。 ハンセン指数 .HSI は169.17ポイント(0.72%)安の2万3253.35 。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) .HSCE は85.06ポイント(0.81%) 安の1万0384.15。
滬深300不動産株サブ指数 .CSICMREI は1.8%高。華遠地産 600743.SS が制限 値幅いっぱいの10%高、中国最大の住宅用不動産デベロッパー、万科企業 000002.SZ は2.4%高。 半面、石油や金融といった一部大型株が軟調。HSBCの9月中国サービス部門購買 担当者景気指数(PMI)が低下し、景気への懸念が広がった。 東北証券(上海)のアナリスト、杜長春氏は「これらの銘柄が下落基調であることは 、市場が依然として経済見通しを楽観していないことを示している」と述べた。
香港市場では一部優良銘柄の下げが目立った。騰訊控股(テンセント・ホールディン グス) 0700.HK が1%安、中国移動(チャイナ・モバイル) 0941.HK は0.7%安。 元大宝来証券(上海)のアナリスト、イン・ハオ氏は「きょうの香港市場は米株安に 大きく下押しされたが、香港・上海両株式市場の相互接続が始まるといったポジティブな 要因を背景に、近いうち反発するだろう」と述べた。