[東京 20日 ロイター] - 日経平均 .N225
前場終値 15018.55 +486.04 寄り付き 14822.84 安値/高値 14819.69─15044.66
東証出来高(万株) 112109 東証売買代金(億円) 10282.32
前場の東京株式市場で日経平均は大幅反発。取引時間中としては10月15日以来、 3営業日ぶりに1万5000円を回復した。上げ幅は一時500円を超えた。前週末の米 国株が大きく上昇したことに加え、為替も円安に傾くなど外部環境の改善を好感し、幅広 い銘柄に買いが入った。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式運用比率の 大幅引き上げに関する報道もプラスに働いている。
前週末発表の底堅い米企業決算や、予想を上回る9月米住宅着工件数などで米景気を めぐる懸念はいったん後退した。日経平均は9月25日高値(1万6374円14銭)か ら10月17日安値(1万4529円03銭)まで1800円を超す値幅調整となった反 動もあって幅広く買われ、前引けは東証1部の98%が値上がりする全面高だった。 小渕優子経済産業相が自らの政治資金問題で安倍晋三首相に辞表を提出したが、きょ うの相場への影響は限定的だった。市場では「海外ファンド勢のリスク回避は一巡したが 、自律反発の域を出ていない。先行き内閣支持率の低下が鮮明になれば、海外勢が嫌気す る可能性もある。欧米の経済状況についても見極めが必要。しばらくは不安定な動きを考 慮しておく必要がある」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との 声が出ていた。
個別銘柄では、NEC 6701.T が反発。20日付日本経済新聞で2014年4─9月 期の連結営業利益が200億円前後と、4億円弱にとどまった前年同期から大幅に増えた と報じられ材料視された。もしもしホットライン 4708.T も堅調。17日に2014年9 月中間期連結利益予想の上方修正を発表し材料視された。
東証1部の騰落数は、値上がり1799銘柄に対し、値下がりが25銘柄、変わらず が9銘柄だった。
(河口浩一) ((※ Koichi.Kawaguchi@thomsonreuters.com; 03-5641-1624; Reuters Messaging: koichi.kawaguchi.thomsonreuters.com@reuters.net))
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東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
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