[東京 21日 ロイター] - 日経平均 .N225
前場終値 15001.97 -109.26 寄り付き 15115.29 安値/高値 14995.69─15115.29
東証出来高(万株) 103516 東証売買代金(億円) 8914.32
前場の東京株式市場で日経平均は反落。下げ幅は100円を超えた。円相場がやや強 含みで推移したほか、日経平均は前日に578円高と今年最大の上昇幅を記録したことか ら、戻り売りや利益確定売りが優勢だった。取引時間中に発表された中国経済指標は強弱 まちまちで、日本株への影響は限定的だった。
市場心理の落ち着きを背景に前日の米国株は続伸したものの、世界景気の先行き不透 明感が払しょくされたわけではなく、日本株は神経質な値動きが続いている。中国経済指 標は、7―9月期GDP、9月鉱工業生産が予想を上回ったものの、小売売上高や固定資 産投資は予想を下回る結果となり株価の反応は鈍かった。市場では「日経平均が200日 移動平均線まで戻したことでリバウンド一巡感はあるが、再度下値を売り込む手掛かりも 乏しい。主要企業の9月中間期決算を確認した後でなければ本格的には動きにくい」(内 藤証券投資情報本部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、日本製鋼所 5631.T が年初来安値を更新。20日に風力発電機事業で 特別損失を計上する見込みと発表したことで嫌気された。半面、富士フイルム 4901.T は しっかり。エボラ出血熱対策として抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠(ファビピ ラビル)」を追加生産すると20日に発表したほか、野村証券がレーティングを「ニュー トラル」から「バイ」に引き上げたことが材料視された。
東証1部の騰落数は、値上がり499銘柄に対し、値下がりが1208銘柄、変わら ずが123銘柄だった。
(河口浩一) ((※ Koichi.Kawaguchi@thomsonreuters.com; 03-5641-1624; Reuters Messaging: koichi.kawaguchi.thomsonreuters.com@reuters.net))
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