■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 128.05/07 1.0800/04 138.32/36
NY午後5時 126.97/01 1.0780/84 136.91/95
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の128円前半。米金利が高水準で推移していることや原油価格が再び上昇基調にあることなどから円安基調は根強く、円安に言及した要人発言などへの反応も鈍くなってきている。ドルは連日2002年5月以来の高値を更新しているが、きょうも騰勢は衰えず東京時間に1円以上、上昇した。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 26985.09 +185.38 27096.49 26,777.71─27,100.59
TOPIX 1895.70 +15.62 1898.05 1,883.39─1,899.39
東証出来高(万株) 96196 東証売買代金(億円) 22336.30
東京株式市場で日経平均は前営業日比185円38銭高の2万6985円09銭と、反発した。前日の株安を受けた自律反発狙いの買いが優勢となったほか、時間外取引での米株先物のしっかりとした値動きも下支えした。ただ、来週から企業決算の本格化を控える中、為替市場での急速なドル高/円安進行が重しとなり、上値追いには慎重だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1253銘柄(68%)に対し、値下がりが505銘柄(27%)、変わらずが81銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.017
ユーロ円金先(22年6月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.017%になった。前営業日はマイナス0.019%。「じわりとだが、調達ニーズが強まっている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年6月限 149.30 (-0.04)
安値─高値 149.29─149.44
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.240% (変わらず)
安値─高値 0.250─0.240%
国債先物中心限月6月限は前営業日比4銭安の149円30銭と続落して取引を終えた。新材料に乏しく、前日終値付近でのもみあいとなる方向感に欠ける展開だったが、海外からの金利上昇圧力は継続しているとの見方も出ている。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.240%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.13─0.03
3年物 0.17─0.07
4年物 0.21─0.11
5年物 0.25─0.15
7年物 0.34─0.24
10年物 0.47─0.37