[東京 30日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値 15658.2 +104.29 寄り付き 15596.50 安値/高値 15584.83─15701.04
TOPIX .TOPX 終値 1278.9 +8.26 寄り付き 1273.62 安値/高値 1272.88─1282.88
東証出来高(万株) 279585 東証売買代金(億円) 27740.08
東京株式市場で日経平均は続伸。約3週間ぶりに1万5600円台を回復した。米連邦公 開市場委員会(FOMC)の声明発表を受けた円安進行を好感し、主力株を中心に買いが 先行。取引時間中に1ドル=109円台前半と円が弱含み、指数上昇をサポートした。決 算発表が本格化する中で、好業績や株主還元策を発表した銘柄にも買いが強まった。
米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開催したFOMCで、量的緩和第3弾 (QE3)の終了を決定。29日の米国株は主要株価指数が小反落となったものの、米金 利の上昇とともに為替がドル高/円安に振れ、日本株の上昇を支援した。
昼休み時間中に、安倍晋三首相が年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用 改革について、デフレ脱却後の経済に対応して機動的にポートフォリオを見直すことが必 要と語ったと伝わったことも支援材料との見方があった。
ただ、指数寄与度の大きいファーストリテ 9983.T とソフトバンク 9984.T の2社で 日経平均を約56円押し上げており、先物買いに伴う裁定取引が主体とみられている。市 場では「あすに日銀金融政策決定会合を控えているうえ、国内企業決算の一度目のピーク を迎え、海外勢を中心に様子見ムードは強い」(東洋証券ストラテジストの土田祐也氏) との声が出ていた。
個別銘柄では、自社株買いを発表した積水化 4204.T や配当予想を上方修正したキー エンス 6861.T などへの買いが目立ち、株主還元を強化する銘柄への評価が高い。201 5年3月期連結業績予想(米国会計基準)を上方修正した日立 6501.T も堅調だった。 半面、14年4─12月期の減益見通しを発表したヤフー 4689.T や15年3月期利 益予想を下方修正した大同特鋼 5471.T などが売られた。
東証1部騰落数は、値上がり917銘柄に対し、値下がりが806銘柄、変わらずが 109銘柄だった。
(杉山容俊) ((※ hirotoshi.sugiyama@thomsonreuters.com; 03-6441-1085; Reuters Messaging: hirotoshi.sugiyama.reuters.com@reuters.net))
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