[上海/ミラノ 22日 ロイター] - 中国の国家市場監督管理総局(SAMR)は22日、イタリアの高級スポーツ車メーカー、フェラーリがブレーキの問題を理由に中国で2222台を5月30日からリコールすると発表した。
対象となるのは2010年3月から19年3月に輸入された車。フェラーリによると、ブレーキ液タンクのキャップがうまく作動せず、タンク内に真空が生じる可能性がある。
消息筋によると、フェラーリは今回と同じ製造期間の車両について世界的にリコールを進めている。米国では昨年11月に当局とリコールに同意したという。