[東京 4日 ロイター] - 日経平均 .N225
前場終値 17071.18 +657.42 寄り付き 16732.85 安値/高値 16720.99─17127.66
東証出来高(万株) 293110 東証売買代金(億円) 29614.41
前場の東京株式市場で日経平均は大幅続伸。取引時間中としては2007年10月1 8日以来、約7年ぶりに1万7000円を回復した。上げ幅は一時700円を超えた。前 週末に決定された日銀追加緩和の市場に対する効果が持続し、幅広い銘柄が買われた。金 融緩和の恩恵を受ける不動産、その他金融が高い。円安好感で自動車、電機などの主力輸 出株が買われているほか、出遅れ業種の証券、海運も堅調だった。東証1部の売買代金は 前場段階で3兆円に迫る大商いだった。
サプライズとなった日銀追加緩和の余韻が続き、ショートポジションを組んでいた投 資家や出遅れた投資家の買いが先行。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運 用比率見直しも含めて政策総動員の姿勢が示されたことで、海外投資家による日本株見直 しの動きも進んだとみられている。市場では「海外ファンド勢によるポートフォリオ入れ 替えなどで売買高が膨らんだ。ただ、寄り付き天井となった主力株も多い。当面は政策期 待が支えとなるが、いったん調整があってもおかしくない」(岡三オンライン証券チーフ ストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、東日本銀行 8536.T が急伸。同行と横浜銀行 8332.T は4日、両社が 経営統合を検討しているとするコメントを発表した。関係筋によると、2016年春にも 持ち株会社方式で統合する案が出ている。これを材料視した買いが先行した。半面、サン リオ 8136.T は大幅反落。31日に2015年3月期連結業績予想の下方修正を発表し、 嫌気された。
東証1部の騰落数は、値上がり1420銘柄に対し、値下がりが347銘柄、変わら ずが66銘柄だった。
(河口浩一) ((※ Koichi.Kawaguchi@thomsonreuters.com; 03-5641-1624; Reuters Messaging: koichi.kawaguchi.thomsonreuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ 株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T 東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T 東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T 東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225 TOPIX(東証株価指数) .TOPX TOPIX CORE30 .TOPXC JPX日経インデックス400 .JPXNK400 日経ジャスダック平均株価 .NOTC 東証マザーズ指数 .MTHR 日経225先物 0#JNI: SGX日経225先物 0#SSI: TOPIX先物 0#JTI: 日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))