[東京 20日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値 17300.86 +12.11 寄り付き 17407.69 安値/高値 17270.7─17407.69
TOPIX .TOPX 終値 1397.64 +1.10 寄り付き 1404.74 安値/高値 1396.14─1405.2
東証出来高(万株) 245324 東証売買代金(億円) 22439.91
東京株式市場で日経平均は小反発。前日の米国株は小幅安だったが、外為市場での円安進 行を手掛かりに主力輸出株に買いが先行。ただ、寄り付きがこの日の高値となり、終日、 上値の重い展開となった。高値警戒感などを背景に利益確定売りに押されやすいという。 解散・総選挙というビッグイベントを控え、投資家の様子見姿勢も強かった。
日経平均はおおむね1万7300円台で一進一退となった。25日移動平均線(1万 6220円91銭=20日)とのかい離率がプラス6.66%と引き続き過熱圏にあるほ か、TOPIXの予想PERが17倍台とバリュエーションでもやや割高感が意識され、 上値を買い進む材料に乏しいという。もっとも日銀や年金積立金管理運用独立行政法人( GPIF)による日本株買い期待が下値を支える構図は変わらず、売り込む向きも限られ た。
日経平均は14日に年初来高値1万7520円を付けたあと日柄調整が続いているが 、市場では株高第2弾の前段階との見方が出ている。SMBC日興証券ストラテジストの 圷正嗣氏は「過去の傾向をみると円安進行による株高局面は2段階ある。円安とともに株 価が上昇するのが第1弾で、足元ではこの局面は終了。これからは、アナリストによる業 績予想の上方修正で株価が押し上げられる段階に入る」とみていた。
きょう前場にHSBC/マークイットが発表した11月中国PMI速報値が50.0 となり、前月改定値の50.4から低下。これが売り材料視され、指数が下げに転じる場 面もあった。
個別銘柄では、東レ 3402.T が反発し、連日の年初来高値更新。トヨタ自動車<7203. T>の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」に東レの炭素繊維が採用されたと伝 わり、材料視された。自社株買いと株式分割を発表したエス・エム・エス 2175.T も反発 した。
東証1部騰落数は、値上がり788銘柄に対し、値下がりが883銘柄、変わらずが 163銘柄だった。
(杉山容俊) ((※ hirotoshi.sugiyama@thomsonreuters.com; 03-6441-1085; Reuters Messaging: hirotoshi.sugiyama.reuters.com@reuters.net))
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