[東京 27日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 17333.52 -50.06 寄り付き 17310.49 安値/高値 17303.23─17346.85
東証出来高(万株) 92567 東証売買代金(億円) 8895.20
前場の東京株式市場で日経平均は続落。外為市場でドル/円 JPY=EBS が117円半ばで 推移するなど、円安の進行に一服感がみられるなか、自動車など主力輸出株の一角に利益 確定売りが広がった。TOPIXは前日比0.44%安で午前の取引を終えた。半面、東 証2部総合 .TSI2 は連日の高値更新となるなど、中小型株への物色は継続。日銀のET F(上場投資信託)買い期待も加わり、下値は限られた。
前日の米国株市場では主要3指数がそろって上昇。ダウ工業株30種とS&P総合5 00種は終値で最高値を更新した。ただ、為替相場がややドル安/円高方向に振れていた ことを背景に、日経平均は寄り付き後、一時前日比80円安まで売られた。
今晩の米国市場が感謝祭で休場となるため、海外勢の動きは総じて鈍く、安値圏での もみあいが続いた。東証1部の売買代金は前引け時点で8895億円とやや低水準となっ ている。
テクニカル上では25日移動平均線とのかい離率が前引け時点でプラス4.21%と 、高値警戒圏を示す5%を下回った。一方、騰落レシオ(東証1部、25日平均)は14 1.91%にやや上昇し、過熱感への意識も働いた。「衆院選の公示日を前に様子見姿勢 も広がっているが、割安感のある銘柄には押し目買いが入っている」(岩井コスモ証券・ 有沢正一投資調査部副部長)との声もあり、底堅さもみられた。
午前中は東証2部総合のほか、日経ジャスダック平均が約2カ月ぶりに年初来高値を 更新。東証マザーズ指数も5日続伸となっており、個人を中心とした中小型株への物色意 欲がうかがえた。
個別銘柄ではSPK 7466.T が年初来高値を更新。27日付日本経済新聞で、同社の 轟富和社長が「少なくとも2020年3月期までは毎年2円の増配継続を目指す」と話し たと報じられ、材料視された。半面、ヤクルト本社 2267.T が急落。仏食品大手ダノン
東証1部の騰落数は、値上がり708銘柄に対し、値下がりが956銘柄、変わらず が171銘柄だった。
(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T 東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T 東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T 東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225 TOPIX(東証株価指数) .TOPX TOPIX CORE30 .TOPXC JPX日経インデックス400 .JPXNK400 日経ジャスダック平均株価 .NOTC 東証マザーズ指数 .MTHR 日経225先物 0#JNI: SGX日経225先物 0#SSI: TOPIX先物 0#JTI: 日経225オプション 0#JNI*.OS
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