[東京 1日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値 17590.1 +130.25 寄り付き 17475.10 安値/高値 17474.27─17649.02
TOPIX .TOPX 終値 1421.65 +11.31 寄り付き 1413.6 安値/高値 1413.6─1427.12
東証出来高(万株) 202362 東証売買代金(億円) 21972.22
東京株式市場で日経平均は続伸。11月14日につけた年初来高値を更新し、2007年 7月26日以来、約7年4カ月ぶりに1万7600円台まで上昇する場面があった。一時 1ドル119円台とドル高/円安に進んだ為替に加え、原油先物価格の下落が買い手掛か りとなった。ただ高値警戒感などから利益確定売りに押され、引けにかけて伸び悩んだ。
日本株は良好な需給環境に加え、円安と原油安が株高につながっている。原油安に伴 う原材料費の低下と円安のダブルメリットを享受するゴム製品が高い。ブリヂストン<510 8.T>は15年ぶりに上場来高値を更新した。燃料費の低下期待から空運や海運などにも物 色が継続。自動車、ハイテクなど主力輸出株も堅調だった。
朝方に発表された7─9月期の法人企業統計で、設備投資が予想を上回ったことも材 料視された。設備投資額(ソフトウエアを含む)は全産業で前年比5.5%増となり、6 期連続の増加となった。市場では「良好な外部環境に加え、国内のマクロ指標を前向きに 評価する動きが広がった」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)との声が出ていた 。
一方、上値では目先の利益を確定する動きも出やすく、後場には上げ幅を縮小する場 面があった。三菱商事 8058.T が朝高後に下げに転じるなど商社株の下げが重しという。 もっとも「米年末商戦に対する期待感もあり、日本株の先高観は根強い。需給面ではNI SA(少額投資非課税制度)の未使用枠分の駆け込み需要も期待されている」(内藤証券 ・投資調査部長の田部井美彦氏)といい、高値圏を維持した。
個別銘柄では、ポーラ・オルビスホールディングス 4927.T が高い。28日、201 4年12月期末に特別配当100円を実施すると発表し、材料視された。普通配当87円 と合わせて年間187円となる。 一方、南海電気鉄道 9044.T が反落。28日、公募増資などで最大約263億円を調 達すると発表し、1株利益の希薄化や需給悪化などが懸念された。
東証1部騰落数は、値上がり1174銘柄に対し、値下がりが522銘柄、変わらず が145銘柄だった。
(杉山容俊) ((※ hirotoshi.sugiyama@thomsonreuters.com; 03-6441-1085; Reuters Messaging: hirotoshi.sugiyama.reuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ 株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T 東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T 東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T 東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225 TOPIX(東証株価指数) .TOPX TOPIX CORE30 .TOPXC JPX日経インデックス400 .JPXNK400 日経ジャスダック平均株価 .NOTC 東証マザーズ指数 .MTHR 日経225先物 0#JNI: SGX日経225先物 0#SSI: TOPIX先物 0#JTI: 日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))