40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

本日の株式市場:ダウ工業株30種平均は小売が堅調となり、ハイテク株が活気を取り戻して上昇基調へ

発行済 2022-05-27 05:28
更新済 2022-05-27 05:16
© Reuters.

執筆:Yasin Ebrahim

Investing.com -- 経済成長率が予想外に低下したことを受け、小売業者の好調な四半期決算とハイテク企業株の上昇により、1932年以来株式下落が長く続く週次ベースの値下がり基調にようやく歯止めがかかるとみられ、木曜日のダウは上昇した。

ダウ工業株30種平均は1.6%、 516 ドル、Nasdaqは2.7%、そしてS&P 500 は2%、それぞれ上昇した。

ロイターはこのところ売り圧力が強かったが、Macy’sとDoller Treeの好決算を受けて消費者の購買意欲への懸念が和らぎ、株式市場は上昇基調となったと報じた。

Macy’s(NYSE:M)は、予想以上に良好な第1四半期決算を発表し、強い需要の中での商品の値上げが受け入れられ、収益見通しも上方修正した。同社の株価は18%以上の上昇となった。

Doller Tree (NASDAQ:DLTR)は1ドル25セントへの値上げが売上高と一株当たり利益を後押しし、この両方が予想を上回る四半期決算を発表した後、21%以上急騰した。

Norwegian Cruise Line (NYSE:NCLH)とCaesars Entertainment (NASDAQ:CZR)などの銘柄に、今後夏にかけての強い旅行需要を期待する投資家の買いが入り、市場全体の上昇に貢献した。

第1四半期の経済成長率が予想に反して低下したことを受けて、FRBが年内の利上げを一時停止するとの観測が高まり、大手ハイテク企業が上昇した。

The Wealth Allianceの社長兼マネージング・ディレクターのEric Diton氏は、木曜日にInvesting.comとのインタビューで、「我々は、市場がテクニカルな反発の時期を確実に過ぎており、どんなものであれ反発するためのきっかけを必要としていた」と述べた。「我々は昨日、FOMCの議事要旨から、FRBが以前よりはタカ派的でなかったという材料を得た。」

水曜日に発表された5月のFOMC議事要旨では、FRBが今年後半の政策の再調整に柔軟性を持たせるため、早期の利上げに賛成していることが示された。

Facebook (NASDAQ:FB)が上昇率トップで4%超えとなり、Apple (NASDAQ:AAPL)、Alphabet (NASDAQ:GOOGL) そしてMicrosoft (NASDAQ:MSFT)が続いた。

半導体株もNvidiaとBroadcomの上昇によって、ハイテク株の買いを支えた。

NVIDIA(NASDAQ:NVDA)は、予想を上回る第1四半期決算を発表したが、見通しはアナリストの予想を下回る結果となった。

一部のアナリストは、バリュエーション(企業価値評価)に関する懸念がある中で、同社に投資する時期が来たとは考えていないようである。

「NVIDIAは間違いなく、現在の水準では魅力的な評価となる。しかし、今期が売上高の谷間であるという確証が持てるまで投資家は同社の評価に迷い続けると思う」とWedbush証券は述べている。

Broadcom (NASDAQ:AVGO) は、VMware (NYSE:VMW)を610億ドルで買収すると発表した後、3%以上の上昇となった。

一方、 Twitter (NYSE:TWTR)はTesla (NASDAQ:TSLA)のCEOであるイーロン・マスク氏による333億5000万ドルの買収提案が確認されたことから、株式の非公開化のための買収が進むとの期待から6%以上の上昇となった。

グロース株の上昇の背景は、バリュエーションが割安水準まで低下し、投資家が売上高拡大を示すハイテク銘柄に回帰しているからである。

 「グロース株の時代は終わってしまった....しかし、選択としてグロース株に資金を振り向けることはできる」とDiton氏は述べ、市場でバリュエーションが低いバリュー・セクターは引き続き、買いが優先されると強調した。

「バリュー株をオーバーウェイトしたい。なぜならバリュー株は好調な期間が短く、まだ金利は上昇しそうだからだ。金利上昇下では、限られた収入から株式への投資は短期間としたいものである。」

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます