[東京 8日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値 17935.64 +15.19 寄り付き 18004.66 安値/高値 17869.74─18030.83
TOPIX .TOPX 終値 1447.58 +1.91 寄り付き 1453.89 安値/高値 1442.73─1454.22
東証出来高(万株) 215310 東証売買代金(億円) 24224.06
東京株式市場で日経平均は7日続伸。米雇用統計を受けてドル高/円安が進んだことが支 援し、7年4カ月半ぶりに1万8000円を一時回復した。寄り前に発表された7─9月 期実質国内総生産(GDP)の2次速報値は下方改定となったが、相場が大きく崩れるこ とはなかった。
日経平均は15円19銭高の1万7935円64銭できょうの取引を終えた。一時1 万8000円を回復したが、その後は先物売りなどで伸び悩み、マイナスに転じる場面も あった。午後の取引では前週末の終値を挟んで一進一退する値動きとなった。
注目された7─9月期実質GDPの2次速報値は、予想外の下方改定。年率では1次 速報値のマイナス1.6%からマイナス1.9%に引き下げられた。小幅な下方改定を予 測していた大和総研・エコノミストの橋本政彦氏も「設備投資が下方修正されたのは意外 だった」と印象を語った。 もっとも、株式市場への影響は軽微だった。上値を抑える要因にはなったものの、1 21円台半ばまで進んだドル高/円安の効果に加え、「日銀や年金積立金管理運用独立行 政法人(GPIF)の存在が需給の良さにつながっている」(国内証券)。日本経済の先 行きについて楽観視する向きもあり、大和総研の橋本氏は「四半期ベースの統計は良くな いが、月次ベースで見れば生産などの指標は足元で持ち直しつつある。今後は基本的に景 気回復が続くとみている」という。
一方で、相場の過熱感を指摘する声もある。UBS証券のエクイティ・ストラテジス ト、大川智宏氏は5日付のレポートで「過熱感が強いことは誰もが理解しているが、『降 りるに降りられない』といった状況の中で指数が切り上がっている」と分析。テクニカル 指標が異常な水準に達しており、相場が「不健全」であることを強調した。
個別銘柄では、みらかホールディングス 4544.T とフェイス 4295.T が大幅高。いず れも5日に発表した自社株買いが材料視された。半面、ニッセンホールディングス<8248. T>が続落。2014年12月期の連結業績予想で、営業損失が拡大する見通しだと発表し 嫌気された。
東証1部騰落数は、値上がり877銘柄に対し、値下がりが816銘柄、変わらずが 155銘柄だった。
(梅川崇) ((※ takashi.umekawa@thomsonreuters.com; 03-6441-1859; Reuters Messaging: takashi.umekawa.reuters.com@reuters.net))
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