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【株式市場】日経平均は588円高、後場は出来高、売買代金が増加し一段と上げる

発行済 2022-05-30 15:56
更新済 2022-05-30 16:05
© Reuters.  【株式市場】日経平均は588円高、後場は出来高、売買代金が増加し一段と上げる

◆日経平均は2万7369円43銭(587円75銭高)、TOPIXは1922.44ポイント(35.14ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は後場増勢となり16億8174万株

 5月30日(月)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)が一段とジリ高になり、電子部品株や半導体関連株、機械株にも一段高の銘柄が続出し、前場に続き上海の行動制限緩和、生産活動回復への期待などで買い旺盛となった。大手商社株なども一段と強含んだ。日経平均は528円高で始まり、一段ジリ高傾向を続け、14時過ぎに619円56銭高(2万7401円24銭)まで上げ、大引けも上げ幅を維持。終値は2日続伸となり今年4月21日以来の水準を回復した。

 後場は、中盤に製品値上げが伝えられたマルハニチロ<1333>(東証プライム)が一段と強含み、日清製粉グループ本社<2002>(東証プライム)、味の素<2802>(東証プライム)なども一段高。サイバーステップ<3810>(東証スタンダード)は大株主でもある経営陣の資産管理会社による出資など材料視され大引けまで終日ストップ高気配。サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は点在する工事現場などでのコミュニケーションツールの機能拡充方針など好感され大引けまでストップ高気配。ENECHANGE<4169>(東証グロース)は施設利用者向けのEV充電サービスに注目集まり一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は後場増勢となり16億8174万株(前引けは6億1148万株)、売買代金は4兆3019億円(同1兆6434億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1551(前引けは1644)銘柄、値下がり銘柄数253(同155)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、サービス、電気機器、機械、その他製品、化学、輸送用機器、精密機器、ガラス土石、小売り、その他金融、金属製品、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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