📊 上級投資家がどのようにポートフォリオを組んでいるかご覧くださいヒントを探す

東京株式市場・前場=3日続落、米株安で調整局面継続 一時350円超下落

発行済 2014-12-12 04:33
東京株式市場・前場=3日続落、米株安で調整局面継続 一時350円超下落
JP225
-
NOTC
-
TOPX
-
JPXNK400
-

[東京 11日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 17247.61 -164.97 寄り付き 17180.49 安値/高値 17043.63─17289.73

東証出来高(万株) 123097 東証売買代金(億円) 13053.60

前場の東京株式市場で日経平均は3日続落となった。前日の米国株安や円に対するドルの 下落を受け、朝方から主力輸出株を中心に売りが先行。一時前日比で350円以上値下が りした。ただ前場中盤でドル/円が円安方向に振れると、指数は下げ幅を縮小。節目の1 万7000円に近付きながらも下げ渋る形となった。TOPIXは0・93%安となり、 取引時間中としては9営業日ぶりに1400ポイントを下回った。

前日の米国株式市場では、主要3指数がそろって1.5%超の下落となった。石油輸 出国 機構(OPEC)が来年の世界の原油需要が10年余ぶりの低水準になると見通し を下方修正し、世界景気への懸念から売りが広がった。日経平均は前日に400円安とな っていたが、外部要因を嫌気しきょうも軟調な滑り出しとなった。

世界的なリスク回避の動きが意識され、日経平均は約3週間ぶりの安値水準となる1 万7043円まで売られたが、その後は徐々に下げ幅を縮小。「長い目で見れば日本株を 売る要因は乏しく、良い買い場だ」(国内投信)と、根強い日本株への先高期待に加え、 ドルが117円台から、一時118円台前半まで円安に振れたことも下支えとなった。

エース経済研究所の子幡健二社長は、足元の米株の動向について「16─17日の米 連邦公開市場委員会(FOMC)でフォワードガイダンスが変わるとの見方が徐々に広が っており、足元では先を読んだ売りが出ている可能性がある」と指摘。原油安については 、先進国経済にはプラスの効果があるとした。さらに米小売売上高が市場予想通りの強い 内容となれば、米株の下落は一服し、これを受けて日本株も「きょう日中の安値を底に、 切り返していくとみている」という。

個別銘柄ではスカイマーク 9204.T が連日の大幅高。同社については前日、財務体質 強化のため、来年1月から2月にかけて第三者割当増資などで投資ファンドから資金調達 する計画が明らかになっており、物色が続いた。半面、合同製鉄 5410.T など関西の電炉 株が軟調。鉄鋼原料の鉄スクラップ価格の下げが関東に比べ関西で先行していると報じら れたことなどで、今後の業績への懸念から敬遠された。

東証1部の騰落数は、値上がり440銘柄に対し、値下がりが1286銘柄、変わら ずが122銘柄だった。  

(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))

(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ 株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01

東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T

東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T 東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T 東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T 東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T

ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T

ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T

日経平均株価 .N225 TOPIX(東証株価指数) .TOPX TOPIX CORE30 .TOPXC JPX日経インデックス400 .JPXNK400 日経ジャスダック平均株価 .NOTC 東証マザーズ指数 .MTHR 日経225先物 0#JNI: SGX日経225先物 0#SSI: TOPIX先物 0#JTI: 日経225オプション 0#JNI*.OS

東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます