[東京 11日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値 17257.4 -155.18 寄り付き 17180.49 安値/高値 17043.63─17289.73
TOPIX .TOPX 終値 1397.04 -9.79 寄り付き 1386.96 安値/高値 1378.62─1399.71
東証出来高(万株) 229316 東証売買代金(億円) 25128.16
東京株式市場で日経平均は3日続落。米国株の大幅安や円高進行を受け、日経平均は一時 350円を超える下げとなったが、売り一巡後は次第に下げ渋った。前場中盤以降にドル /円 JPY=EBS が上昇し、日本株の支援材料となったほか、中小型株を中心に押し目を拾 う動きもみられた。節目の1万7000円を割り込まなかったことも市場心理の安定につ ながった。
石油輸出国機構(OPEC)による世界原油需要の見通し引き下げを受け、世界景気 に対する懸念が台頭。世界的なリスク回避の動きが波及し、日経平均は取引時間中で11 月17日以来、約3週間ぶりの安値水準となる1万7043円まで売られた。
ただドル/円が118円台を回復すると日経平均も次第に下げ幅を縮小。前日の40 0円に続く大幅な下げとなったことでいったん買い戻す動きもみられた。「日経平均が7 連騰で過剰に上昇した分を吐き出し、あるべき水準に戻った。ここから下値は売り込みに くい」(内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏)という。
日経ジャスダック平均や東証マザーズ指数が小幅高に転じ、中小型株を中心に個人投 資家とみられる押し目買いが観測されたことも底堅い地合いにつながった。
シンガポールに滞在するトラストンアセットマネジメントのアナリスト、姜信榮氏は 「黒田バズーカ2で急速に切り上がった日本株に対し、買い切れていない海外長期投資家 は多い」とし、日経平均1万7000円水準では長期マネーが流入しやすいとみていた。
個別銘柄では材料株に物色が集中した。前日に投資ファンドからの資金調達計画が伝 わったスカイマーク 9204.T が前日比12%高となったほか、ヘリオステクノH <6927.T >、マーベラス 7844.T などが連日の大幅高。主力株がさえないなかで、一部の銘柄に短 期資金が向かった。
東証1部騰落数は、値上がり564銘柄に対し、値下がりが1183銘柄、変わらず が101銘柄だった。
(杉山容俊) ((※ hirotoshi.sugiyama@thomsonreuters.com; 03-6441-1085; Reuters Messaging: hirotoshi.sugiyama.reuters.com@reuters.net))
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