[米大統領専用機上 14日 ロイター] - 米バイデン政権は、トランプ前大統領が中国製品に対して導入した「無責任な」関税措置の一部を変更する可能性を検討している。ホワイトハウスのジャンピエール報道官が14日、明らかにした。
ジャンピエール報道官は大統領専用機上で記者団に対し、バイデン政権は以前からトランプ前政権時代に導入された関税の一部は「無責任で、米国の国家安全保障を促進するものではない」と考えていたとし、「こうした行き当たりばったりの関税措置と、米国の労働者と重要産業を保全することの整合性をとるための取り組みを進めている」と述べた。
ただ、バイデン大統領が関税引き下げの可能性についてどのような考えを持っているかについては明らかにしなかった。