[14日 ロイター] - テニスのナショナルバンク・オープン(OP)は14日、女子シングルス決勝を行い、第15シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)がベアトリス・アダドマイア(ブラジル)をフルセットで下し、自身3回目の大会制覇を果たした。
ハレプは準決勝に続いてサーブで苦しみ、第1ゲームでいきなりブレークを許したが、ラリーに持ち込む戦い方に変えて6─3で先取。第2セットは2─6で落としたものの、最終セットを6─3で取り、WTA1000のカテゴリーでは9回目のタイトル獲得となった。
試合後、「スタートは本当にタフな戦いだった。相手はレフティだから、スピンのかかり方が違う。とてもパワフルだし堅実。対戦は決して簡単ではない」とコメント。
元世界ランキング1位のハレプは今回の優勝で6位に浮上してトップ10復帰となる見込み。「何年もその場所にいたけど、今トップ10に戻るのは大きなことだと思っている。年初には自信がなく、年末までにトップ10に入ることを目標にしていた」と語った。
同日の男子決勝では、パブロ・カレノブスタ(スペイン)が第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)に3─6、6─3、6─3の逆転勝利を収めた。