[北京 19日 ロイター] - 中国政府は19日、一部外国人が国境近くの観光地を訪問しやすくする規則案を発表した。
文化観光省の声明は、国境地帯の旅行会社で構成する旅行グループが出入国の場所を「柔軟に」選択できるとしている。詳細は示していない。
中国は2020年の新型コロナウイルス発生以降、外国人観光客の入国を認めず、特定の就労ビザを持つ外国人などに限定して入国を許可してきた。
ただここ数カ月は、一部の国との直行便の増便したり、有効な滞在許可証を持つ留学生の入国を許可するなど、徐々に規則を緩和している。
中国は、ロシア、モンゴル、ミャンマー、ラオス、ベトナムなど10カ国以上と国境を接している。