■東芝の経営再建の方向性によっては株式需給が強まるとの思惑も
芝浦メカトロニクス<6590>(東証プライム)は10月24日、時間とともに強含む相場となり、午前9時40分を過ぎては6%高の9570円(500円高)まで上げて出直りを強めている。フォトマスクエッチング装置などの半導体製造装置を手がけ、半導体関連株がNY株高を受けて出直りを強めていることを受け、今期の連結純利益の予想が2005年3月期の最高益に迫る見通しであることなどに注目が再燃している。第2四半期の決算発表は11月9日15時30分としている。
また、同社の2位株主は東芝<6502>(東証プライム)で約10%を保有する。このため、東芝の経営再建の方向性によっては、芝浦メカトロニクスとの関係強化を図る目的で保有割合を引き上げる可能性も皆無ではないとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)